サッカー日本代表が行う戦術

日本代表

サッカー日本代表では約4年周期で監督が代わっています。ここ10年くらいで言うと2006年のワールドカップ時にはジーコ監督、その後惜しむ監督、惜しむ監督が病に倒れた後2010年ワールドカップでは岡田監督、2014年ワールドカップではザッケローニ監督、その後アギーレ監督の後現在のハリルホジッチ監督となっています。監督が変わると監督の呼ぶメンバーが変わるだけでなくチームの行うサッカーの戦術も大きく変わります。

オシム監督は人もボールも動くサッカーをコンセプトに素早い日本人に合ったサッカーを行いました。岡田監督はセンターバックの前にアンカーと呼ばれる選手を一人置く特徴的な守備を実践し、ザッケローニ監督は連動した守備で相手を囲みながら奪いコンビネーションプレーでゴールを目指すといった物でした。現在のハリルホジッチ監督はよくデュエルという言葉を用います。デュエルとは1対1の球際のことでありそこでの勝負は絶対に負けないということです。

またメンバーを固定して戦ったザッケローニ監督と対照的なのが常にクラブで試合に出ている調子のいい選手を使うことです。前の試合のボランチ二人を次の試合で違う選手にしたり、チームの絶対的エース岡崎選手や香川選手も調子によっては外す、その姿勢がチームに競争を生み出しています。来年に控えるワールドカップで日本代表がどのような戦いを見せるのか楽しみです。