サッカーの戦術と選手

選手

サッカーでは戦術が分かるようになると、選手の動きも分かるようになるのでより観戦をするのも楽しくなります。この戦術というのはサッカーにおいてはとても大切なものとなります。プロの試合と素人の試合とでは決定的に違うところの一つがこの戦術のあるなしです。素人の試合ではどうしてもボールに人が集中してしまいます。これは何の考えもないので、ボールをとることだけに意識が向いているからです。

ですが、プロは自分の役割が全部決まっていて、予め決められた動きをすることが選手にも求められるようになっています。これが戦術といわれるものです。これがあることによって、ボールを優位に奪えたり、ゴールを効率的に守ることができたり、ゴールをしやすい状況を作り出すことができるようになるわけです。そのため、プロの試合においては、個々のプレーヤーが勝手な行動をすることはなく、決められた役割の中で能力を発揮することが求められるようになっています。

個々にどういう役割があるのかということは、ポジションによってかなり決まってくることになります。簡単な例ではゴール前を守る選手はゴールに相手を近づけないことを義務付けられていて、勝手に相手先のゴール前に行くようなことも出来ないのです。こうした各プレーヤーの役割が分かるとサッカーがより楽しくなります。